平屋を建てる上で注意すべきこと 広島 平屋
投稿日:2020年07月18日
2階建てより耐震性と耐久性に優れ、 2階建てより使いやすさと住みやすさに優れた平屋を、 2階建てよりもコストを抑えながら建てられるということ。 かつ、平屋にすることで、 メンテナンスや将来の増築といった ランニングコストをグンと安く抑えられるということ。 さらに、そんな平屋が、 みんなが2階建を建てるために買っている広さでも 充分建てることが出来るため、 土地代に余分な予算も全くかからないこと。 以上のようなメリットが平屋にはあるというお話を、 前回まで5回に渡ってさせていただきました。 しかし、そのメリットを全て享受するためには、 あることに注意しておかなければいけません。 Bueno's dias スタッフの上西です。
では、そのあることとは一体何でしょう?✔平屋のデメリットとは? 平屋にした場合、 全ての部屋が1階になるのですが、 そのデメリットは、 日当たりが良い土地の場合、 リビングや各居室が全て 外からの視線にさらされやすくなってしまう・・ (丸見えになってしまうということですね) ということです。 そして、その視線を遮るため、 全ての大きな窓にカーテンを設置し、 しかも、そのカーテンを すっと閉めっぱなしにしてしまいます。 また、大きな窓は防犯的に不安だし、 台風の時も不安だからと、 それらの窓全てにシャッターを設置するようになります。 そして、その結果、 家の外観も美しいものではなくなってしまいます。 もちろん、カーテンやシャッターといった 余分な製品に多大なコストが、 かかってくることにもなりますしね。 これが、日当たりがいい土地で考えられるデメリットです。 続いて、日当たりが悪い土地の場合ですが、 このような土地だと、たとえ大きな窓つくっても、 家の中が薄暗くなってしまう可能性が高くなります。 隣の家との距離が充分に取れないからです。 結果、朝からずっと 電気をつけてないといけない家になってしまいます。 ですから、平屋を建てる場合、 この丸見えと薄暗さの両方を解決する必要があります。 つまり、、、 ✔プライバシーと明るさを両立させる ことが、非常に大切だということなんですよね。 そして、そのためには光の採り方を、 土地によって変えなければいけません。 そして、カーテンをしなくてもいい窓を つくるようにしなければいけません。 カーテンをしたら窓から入ってくる光を 防いでしまうことになるからです。 例えば、日当たりが良い土地の場合、 必ずしも南向きに窓をつくることが正解だとは限りません。 いや、むしろ、 カーテンやシャッターだけじゃなく、 庭に目隠しまで必要となり、 さらなる出費を招くため、 予算的に考えても間違いだと言っても過言ではないでしょう。 日当たりが悪い土地の場合も、 必ずしも一番南にリビングを配置するのが正解だとは限りません。 いや、むしろ、 隣の家との距離が充分に空いていない場所に、 リビングを配置したら、 ほぼ確実に光を遮断してしまうため、 間違いだと言っても過言ではないでしょう。 ということで、平屋を建てる時は、 日当たりが良い場合、日当たりが悪い場合、 いずれの場合も、それぞれで起こる可能性がある デメリットをよく考えた上で、 間取りを考えるようにしていただければと思います。 それでは、、、