SIMPLENOTE

ブログ

ブログ

図面の正しい見方 その2  広島 平屋ブログ 投稿日:2023年07月30日
家の間取りを考える時、

動線や広さばかりに気を取られがちになるのですが、

周囲の環境も同時に考えなければいけません。




というのも、

砂漠の真ん中にポツンと家を建てるわけじゃなく、

基本的に家に囲まれた環境の中で家を建てるからです。




つまり、家はその土地が持つ環境、

言い換えるなら近隣との兼ね合いを考えながら

間取りを考えるべきだということなのですが、

これを怠ってしまうと、

暮らし面や金銭面においてなんらかの支障が生じることになります。




例えば、南向きの土地では

出来るだけ全ての部屋を南向きでつくるのが一般的ですが、

ここで考えて欲しいのが、

その家で実際暮らした場合どんな風にして暮らしそうなのかです。




まず、リビングは

道を行き交う周囲の人たちから丸見えになってしまうため、

それを防御するためにカーテンが必需品となります。

結果、リビングはまだしも

奥の方に配置されるキッチンにはほとんど光が届かないため、

日中ずっと照明なしではいられないキッチンが出来上がってしまいます。




また、リビングから続くウッドデッキも、

道路を行き交う人たちから常に丸見えの状態となりますが、

さて、こんな場所で落ち着いてバーベキューが楽しめるでしょうか?

リクライニングチェアーに座ってひなたぼっこが出来るでしょうか?

子供たちはまだしも、自分たちも水着になってプールが出来るでしょうか?




このように南向きの土地に建つ家の多くは、

プライバシーが低くなってしまうのですが、

それと同時に防犯面も悪くなってしまいます。




1つ目の理由が、窓を見ただけで間取りがほぼ完璧に分かってしまうから。

そしてもう1つの理由が、夜、電気がついているかいないかで、

どこに誰がいるのかまで分かってしまうからです。




そんなわけで、

南向きの土地でこのような設計をしてしまった場合、

外構工事に想定外のコストをかけて、

これらを緩和するという方法を取らざるを得なくなります。

目隠し、植栽、塀を強固につくることによって。




それゆえ、計画した予算から大幅にはみ出ないようにするためにも、

また、より暮らしやすい住まいをつくるためにも

そもそも環境を配慮しながら間取りを考えるべきだ、

というわけなんですよね。




✔️日当たりが悪い土地なのに?




そして、この南向きにリビングをつくるという当たり前は、

日当たりが悪い土地でも最悪の状況を引き起こします。

南向きに窓をつくっても前に建つ家によって光が遮断され

窓から充分な光が入ってこないからです。




さらに、この家は

前に建つ家の裏側を見ながら毎日過ごすことになるため、

違う意味でカーテンが必需品となります。

なんせ、勝手口やゴミや給湯器や室外機や汚れた壁を見ながら

過ごさないといけなくなりますからね。




それゆえ、どう考えても日当たりが悪い土地では、

前に建つ家に隣接した場所に

陽光を採り込みたいリビングなどを配置すべきではないんですよね。




なので、家の間取りを見る時は、

その周りの環境を想像しつつ実際その家の中に立ったつもりで、

周りから自分の家がどう見えるのかまで

俯瞰しながら見るようにしていただけたらと思います。

ページ先頭へ
図面の正しい見方  広島 平屋ブログ 投稿日:2023年07月25日
プリントアウトされた図面を見るということは、

上から間取りを見下す形で見るということなのですが、

この状態で間取り図と睨めっこをしていると

家のコストが上がりやすくなります。




この視点から図面を眺めていると、

なんだか部屋や収納が狭いような気がしてくるし、

収納に至っては数も足りないような気がしてくるからです。

つまり、それらの不安を解消するために

家の面積が大きくしがちになってしまうというわけですね。




収納に至っては、

現時点での自分たちの持ち物を十分に把握出来ていないとなると、

なおのこと「これで大丈夫だろうか?」という不安に

頭の中が支配されてしまうでしょうしね。




というわけで今回は

図面の正しい見方と言いますか、

「収納」の正しい見方についてお伝えしていきたいと思います。




「とにかく収納はたくさん欲しい」というのが

多くの人に共通した要望ですが、

収納を増やしたとてそれだけで収納力が上がるわけじゃなく、

その一方でコストだけは順調に上がってしまうので、

そんな無駄なことを防止するためにも

ぜひプランへと進む前に知っておいて下さい。




✔️床の広さは重要ではない




収納は「床」の広さだけで分量が決まるわけではなく、

「壁」の広さによっても分量に大きな違いが生じます。




例えば、幅と奥行きがどちらも91cmの収納と

幅が2倍で奥行きが半分の182cm×45.5cmの収納は

床の広さは全く同じですが、そこに置ける分量は

棚の枚数が同じ場合、単純に2倍違います。




もちろん、奥行きが深い収納も

前後2列に陳列すれば2倍の収納力にはなるのですが、

ここで問題になってくるのが、

前後2列に並べて荷物を置かないといけない収納は

使いやすいのかということです。




奥の荷物を取り出すために

わざわざ手前の荷物を一旦退けないといけないし、

この置き方をしていると、

奥に何を置いているのか分からなくなりやすいでしょうしね。




そんなわけで、収納は管理しやすくつくるというのが鉄則であり、

そのためには奥行きよりも棚の長さに重点を置いて考えるべきなのですが、

コストを無駄に上げることなくそれを実現する最良の方法が、

「壁」の数を最大化するということなんですよね。




なので、図面を見る時は収納が一体どれだけの広さなのかではなく、

一体どれだけの壁があるのかに着眼していただけたらと思います。

 

✔️回遊動線のメリットとデメリット




また、収納の分量が気になる方がやらない方がいいのが回遊動線です。

いわゆるグルグルと家の中が回れる動線のことですね。

理由は、収納を通り抜けるようにすれば収納の中に通路が出来てしまい、

その分収納のための壁がなくなってしまうからです。




結果、通り抜け出来ない場合の半分以下の収納力になってしまう上

ドアの数が1枚増え、かつスイッチの数も1つ増えることから

コストも上がってしまうことになります。




なので、インスタや見学会などで回遊動線や通り抜け動線を見て、

その利便性の良さに憧れを抱くかもしれませんが、

「陽」の部分だけじゃなくその裏に隠れた「陰」の部分にも

目を向けられるようにしておいてもらえたらと思います。




この見方が出来るようになれば、

収納に対する不安を解消するために

無駄に収納を広げる必要がないことが分かるし、

他の部分にも応用すれば、

無駄なコストをガンガン削ることが出来るようになるので、

ぜひ覚えておいて下さいね。
ページ先頭へ
大切な資産の守り方  広島 平屋ブログ 投稿日:2023年07月20日
家を建てる時に、

自分にとって少しでも有利だと思われる住宅ローンを選ぶことで、

金利という出費を減らそうとすることと同じように、

私たちは少しでも多くお金の知識をつけ、

合理的にお金を増やしていくことを覚えていく必要があります。




例えば、貯金。

貯金は「銀行」にするのが当たり前と思われていますが、

現実は銀行に預金しても全くお金は増えません。

無論、たとえ定期預金だとしても、です。

なのに、多くの方がなぜ銀行に預金するのかというと、

「それしか手段を知らないから」ではないでしょうか。




言い換えると、おじいちゃん・おばあちゃんから

あるいはお父さん・お母さんからそうするものだとインプットされていて、

それを頑なに守っているといった感じですね。




おはようございます。

スタッフの上西です。




もちろん、収入のうちのいくらかは銀行に預けていってもいいとは思いますが、

率直に申し上げて、その資金の多くは「積立投資」に回すべきだと考えています。

「積立投資」とは投資信託商品をこれからずっと毎日、あるいは毎月

欠かすことなく買い続けていくということです。




✔️なぜ積立投資をやるべきなのか?




理由はものすごく単純で、

世界の経済は右肩上がりに成長し続けていっているからです。

つまり、積立投資とは右肩上がりで成長し続ける世界の名だたる大企業の株を

少しずつ分散して買い続けていくことによって

その成長の恩恵を授かってお金が増えていく、ということなんですよね。




個人的には、自分で頑張って働いて収入をアップしていくよりも、

名だたる企業の成長の恩恵を受けてお金を増やしていく方が

はるかに可能性が高いのでみんな絶対にやるべきだと思っています。




もちろん、自分自身の収入を

どんどん上げていくこともとっても大事なことですけどね。

収入が増えれば、積立投資に回せるお金が増えることになりますしね。




また、毎日あるいは毎月少しずつ買い続けていく理由は、

企業の株価というものは業績や時流によってアップダウンするものであり、

いつが買うのにいいタイミングなのかなんて

専業でその仕事をやっている人ですら分からないからです。

ゆえ、高い時にはあまり買わず安い時にいっぱい買えるように、

毎日毎日(毎月毎月)同じ額を無心で積み立ていくというわけですね。




いわば、この長期・分散・積立投資に関しては、

放りっぱなしでいいので誰でも出来るという感じですね。




いかがですか?

これまで思っていた投資に対するイメージが

少しは改善されたのではないでしょうか。

おそらく、これまでは「投資=破産」ぐらいの、

極端なイメージが頭にこびりついていた方も決して少なくないと思うので。




というわけで、まずは貯金に対する選択肢を増やしてもらえたらと思います。

ましてや現在は、通常増えた分に課税される約20%の税金が全額免除される

「つみたてNISA」という超絶素晴らしい制度がありますしね。




以上、家と関係ない話について今回は最後までお届けしてみました。

それでは、、、
ページ先頭へ
パートナーとやるべき土地探し  広島 平屋ブログ 投稿日:2023年07月16日
基本的に、土地探しは自分たちだけでやるべきではありません。

理由は、土地によって建てられる家も違えば、建てるべき家も違うからです。




つまり、あなたが暮らす家の間取りは、

その土地によって決まると言っても過言ではないことから、

また、建てる家によってどんな土地が最適なのかが異なることから、

土地探しをする前に建築のパートナーを決定し、

ともに土地を探すのが理想的だというわけですね。




おはようございます。
スタッフの上西です。


例えば、南向きの土地は一見日当たりが良さそうに見えますが、

日当たりがよくなるように部屋を全て南につくってしまうと

外から中が丸見えになるため、必然的にプライバシーも低くなるし、

同時に間取りがバレバレで防犯性も低いし、

結局カーテンを締め切っているので明るい家にはなりません。




それゆえ、弊社では日当たりの良さを活かしつつ、

プライバシーと防犯に優れた住まいになるよう間取りを考えるのですが、

そうなれば、必然的に視線が気になる南面に

窓をつくる必要がない間取りが出来上がることになります。




つまり、せっかく日当たりがいい南向きの土地を買ったのに、

全くと言っていいほどそうした意味がなくなるというわけです。




そんなこんなで、弊社で家を建てる方には、

南向きの土地を買うだけお金がもったいないので、

出来ればやめといた方がいいですよとお伝えするのですが、

では、どんな土地をオススメするのかというと、南向き以外の土地です。




南向き以外の土地だと、仮に南向きに部屋をつくったとしても

道路から家の中が丸見えになりにくいというのが1つ。




そしてもう1つが、南向き以外の土地でも、

リビングに直射日光が入る間取りをつくることが出来るからです。

「中庭」や「吹き抜け」などの手段を利用しつつです。




ただ、個人的にオススメしないというか

絶対にオススメしたくないのが「2階リビング」ですね。

単純に歳をとったら不便になる可能性が高いだろうし、

自力で2階に上がれなくなった場合、かなり大きな出費が必要になるからです。




まー、それはいいとして、何が言いたいのかと言うと、

これはあくまで弊社の考え方であり、

工務店によって建てる家の考え方も違えば、

そうなればその家に適した土地も違ってくるということですね。




なので、まずはいきなり土地を探し始めるのではなく、

自分がどんな家に住みたいのか?

そして、どこでお願いするのか?

を先に決めてから土地を探し始めることをオススメします。




土地によって出来ることと出来ないことがあるし、

どんな土地が最適なのかは工務店によっても違ってくるので、

この順番を覚えておいて下さいね。




それでは、、、
ページ先頭へ
2階建てをオススメしない理由  広島 平屋ブログ 投稿日:2023年07月13日
弊社が基本的に「平屋」をオススメし

「2階建て」をオススメしない理由の1つに耐震性があります。

 2階建ては、2つの理由からバランスが悪くなる上に、

強風や重量車両の通行などの影響を受けやすいからです。




また、2階建てならでは、のこれらのデメリットは、

耐震等級3を取りつつ制震ダンパをつければ緩和することが出来るものの、

これらを合わせると60万円〜70万円ほどコストがかかるため、

コスト的な観点から考えても率先してオススメ出来なかったりします。




おはようございます。

スタッフの上西です。




というわけで今回は、

2階建ての耐震性が悪くなる

2つの理由についてお伝えしていきたいと思います。




言われてみると「なるほど!」となるのですが、

言われるまで、ほとんどの方が気が付くことすらないことなので、

この機会にぜひ知っておいてください。




✔️上下のバランスが悪い




まず、1つ目の理由がこれです。

1階の柱や壁の量よりも2階の柱や壁の量の方が多くなるからです。

1階には大空間のLDKをつくるのに対し、

2階は細かく部屋をいくつもつくりますからね。

つまり、下よりも上の方が重いため

上からの荷重負担が大きくなるということですね。




また、LDKを明るくするために

1階の窓はサイズを大きめに、かつ多めにつくろうとしますが、

こうすれば1階の壁がもっと少なくなるため、

さらに上下のバランスが悪くなってしまいます。




そんなこんなで、2階建てにして

1階をパブリックスペース、2階をプライベートスペースとする

間取りをつくろうとした段階で、

必然的に上下のバランスが悪くなり耐震性が悪くなるというわけです。




✔️南北のバランスが悪い




そして、もう1つの理由がこれです。

南に出来るだけたくさん部屋をつくり、

その部屋には出来るだけたくさん大きな窓をつくるのに対し、

北には水回りを配置することが多く、

窓をつくったとしても小さめの窓ばかりにするからです。




つまり、ほとんどの家が南と北の壁のバランスが悪いというわけですね。

(北は自然と壁が多くなり、南は自然と壁が少なくなるということです)

その上、南の2階部分には、

南に突き出してベランダをつくるのが一般的になっていますが、

こうすればさらに南に荷重がかかることになるため、

必然的に家のバランスも悪くなります。




そんなこんなで、先程の上下のバランスに加えて

南北のバランスまでも悪くなってしまうのが2階建てのお家というわけですね。




✔️2階建てのコストが安いは嘘!?




この他、2階建ては平屋に比べて家事動線も悪いし、

掃除や片付けにも手間がかかります。

なのに、ほとんどの人が2階建ての家を建てている理由は何か?




それは、「平屋は高く2階建ての方が安い」

という間違った情報が市場に流通しているからではないでしょうか。

つまり、平屋にしたくても経済的な面で

ハナから諦めてしまっている方がたくさんいるからということですね。




しかし、結論から申し上げると、決して平屋が高いわけでもないし、

予算を抑えたいと思っている方はむしろ平屋にすべきだと思っています。




平屋が安くなる理由は、

2階建てよりも床面積を大幅に抑えることが出来るからです。

階段も必要なくなるし、2階のトイレも必要なくなるし、

設計によっては廊下もなくせるし、余分な部屋もカット出来るからです。




また、平屋を建てるためには、

土地もかなり広くないといけないと思っている方がいらっしゃいますが、

実は60坪もあれば、充分平屋を建てることが出来るし、

それ以下の面積でも、例えば50坪や55坪でも

家族4人がゆったり暮らせる平屋を建てることが出来ます。




まー、あくまでこの理論は僕自身の個人的な意見であって

決して一般的ではないと思うので、

こんな考え方もありかなと思った方は、

いつでもお問い合わせいただければと思います。




それでは、、、
ページ先頭へ
土地から買って家を建てる人のマスト条件  広島 平屋ブログ 投稿日:2023年07月10日
土地から買って家を建てなければいけない人は、

土地を買う必要がない人に比べて

銀行からの借り入れが大きくなるため、

夫婦いずれかの所得だけで満額借りるのが難しくなってきます。




結果、夫婦で収入を合算しつつお金を借りる場合が多くなるのですが、

もちろん、現在は夫婦そろって働き続けることが当たり前ではあるものの、

個人的には、どっちもがフルタイムで働き続けることを前提として

お金を借りるべきではないと思っています。




理由は、これから先もずっと今と同じように

働き続けることが出来るかどうか分からないからです。

今の給料のまま同じ会社で働き続けられる保証がないのが一つ。

そして、親御さんたちがまだまだ現役で働き続けているとしたら、

子供たちの世話を頼むにしても限界があるし、

また、その親御さんたちが、介護が必要になる可能性もゼロではないからです。




そんなこんなで、土地から買って家を建てなければいけない人は、

家づくりの予算を抑える方法を知った上で家を建てるべきだと思います。




おはようございます。

スタッフの上西です。




では今回は、

家づくりの予算を抑える現実的で具体的な方法について

ダイジェストでお伝えしていきたいと思います。




✔️平屋にする




家の予算を抑えるためには平屋にすべきです。

平屋にすれば階段がなくなるし、

間取りのつくり方によっては廊下もなくすことが出来るため、

面積を抑えることが出来るからです。




✔️なくてもいいものをなくす




ただし、ただ平屋にしただけでは、

充分にコストが落ちるわけではありません。

なので、なくてもいいものをなくすという作業をしなくてはいけません。

それぞれの部屋の広さや部屋の数などですね。




これによってさらに面積を抑えることが出来るため、

この時点でみんなが建てている

2階建ての普通の家より安いコストで建てられます。




✔️土地は必要な広さに止める




建てる家がコンパクトに出来そうなら、買う土地もコンパクトに出来ます。

そして、探す土地の広さの目安は、あなたが必要な平屋の建築面積の他、

家の周囲に10坪程度、車1台につき4.5坪なので、

あなたが必要だと思う台数分、これらを足した広さで充分です。

仮に建築面積が30坪の平屋で置きたい車の台数が3台だとしたら、

53.5坪ぐらいの広さを目安として土地を探せばいいというわけですね。




✔️余分な外構工事をなくす




これまでお伝えした内容で土地を買い、家を建てれば、

必然的に外構工事の面積が最小限になります。

そして、外構工事のコストをさらに下げるために必要な要素が、




✔️プライバシーが担保された家にする




ということです。

つまり、周りからの視線が気にならない家をつくるということですね。




これが出来れば、防犯のために塀の工事にお金をかける必要がなくなると共に、

目隠しのための植栽や塀をつくる必要がなくなります。

かつ、プライバシーが担保された住まいは、

必然的に家の外観も美しくなるので、

庭にも余分な装飾をする必要がなくなります。




✔️土地の日当たりは気にしない




そして最後に、一番大事なこととしてこれを覚えておいてください。

これを知っていれば格段に土地の価格を落とすことが出来ますからね。




なぜ、土地の日当たりを気にしなくていいのかというと、

日当たりを良くしたい部屋は

日が入ってくる場所につくればいいだけだし、

どんな土地でも、土地全体が、日当たりが悪いわけではないからです。




つまり、土地に合わせて間取りを考えさえすれば、

どんな土地でも明るく日当たりがいい家をつくることが出来る

というわけですね。




いかがでしたか?

ものすごくダイジェスト的にお伝えしたのですが、

これが家づくりのコストを最小限に抑えるために必要な全ての要素です。




これらを知っていたら、

他の人たちに比べて圧倒的にコストを抑えながら、

他の人より格段にいい家を建てることが出来ます。

そしてお金の不安を小さくすることが出来るので、

ぜひこの内容を覚えておいていただけたらと思います。




それでは、、、




ページ先頭へ
家づくりの予算と4つの投資  広島 平屋ブログ 投稿日:2023年07月5日
10年ごとに2年ずつ寿命が伸び続けてきた結果、

私たち日本人は人生100年時代を迎えたと言われているのですが、

ゆえ、この長い道のりを安心して暮らしていくために

4つの投資を意識した上で

家づくりの予算計画を立てないといけないと考えています。




おはようございます。

スタッフの上西です。




というわけで今回は、

これから家を建てる誰もが意識しておいた方がいいと考えている

4つの投資についてお伝えしていきたいと思います。




その1:自己投資




働く期間が50〜60年となると、

勤めている会社がずっと存在するかも分からないし、

そこに最後まで勤め続ける可能性もほぼないと思います。




ゆえ、これだけの長い期間を働き続けるためには、

セカンドキャリアも視野に入れつつ、

常に自己投資をしておくべきではないでしょうか。




そして、そのためには、本を読んだり、学びに行ったり、

旅に出たり、新しい人と交流することで視野や見聞を広げ、

変化する時代の流れを感じ、それに対応する力や

周りから必要とされる能力をつけておいた方がいいと思っているのですが、

もちろん、これらには時間とお金が必要なのは言うまでもありませんよね。




その2:健康のための投資




これも自己投資の中の1つですが、

長く働き続けなければいけない以上、

健康を維持するための努力も常にしていくべきだと思っています。




もちろん、そうは言っても不運にも病気になる可能性はあるのですが、

とはいえ、出来るだけそうならないように、

そして良いパフォーマンスで仕事が出来るようにしておくことが

大事だと思っています。




このためには、常日頃から食べるものに気を付けることと、

適度な運動をすることだと思いますが、

栄養がある食事を中心にすると食品コストも高くなりやすいし、

適度な運動を維持するためには、

お金を払ってジムに通うことが一番手っ取り早いのではないでしょうか。

常に誰かに監視されていたらやらないわけにはいかないですもんね(笑)




その3:子供への投資




そして、忘れてはいけないのが子供たちへの投資です。

子供たちが早く自立してくれないと、

いつまでも子供たちに手間とお金がかかり続けますからね。




ゆえ、子供たちへの教育資金についても

余力を残しておくべきだと思っています。

超現実的な話になりますが、データや調査によると

親の所得や家計が子供たちの学力にかなり強く影響を及ぼすようですしね。




なので、子供たちの未来の選択肢をより広げたやるために、

そして、子供たちが早く自立出来るようになるために

子供への投資余力も残しておいて欲しいと考えています。




その4:積立投資




そして、最後の投資がこれです。

この理由は、体調を崩し働けなくなった時、

あるいは十分な状態で働けなくなった時に備えるため、

そして老後に備えるためです。




要は、自分が働くことによる収入だけじゃなく

同時にお金にも働いてもらうことによって

もし自分に何かがあったとしても困らないようにするという考え方です。




この手段としてやって欲しいのが「長期積立投資」です。

つまり、一攫千金を狙って

まとまったお金をハイリターンが期待出来るものに突っ込むのではなく、

毎月(毎日)コツコツと小さな金額を積み立てていくということです。

かつ、このお金は必要になる時まで絶対におろさないと心に決めることです。




いかがでしたか?




個人的には、以上の4つの投資は

長い人生を心にゆとりを持って歩んでいくためには

例外なく誰もが必要だと思っているのですが、

家や車にお金を使い過ぎてしまうと、

これらに回すお金の余力がなくなってしまいます。




ゆえ、思い立ったらいきなり家づくりに進むのではなく、

まずはこういった費用についても家族で話し合った上で、

家づくりや家づくりの予算について考えてみてもらえたらと思います。




それでは、、、




ページ先頭へ
進化すべき常識の概念  広島 平屋ブログ 投稿日:2023年07月1日

おはようございます。

スタッフの上西です。

 

家づくりの歴史を少し遡りつつ、

それをもとにこれからの家づくりについて意見を述べていきたいと思います。

 

✔️国民所得倍増計画

 

岸田政権が「令和版」と称して打ち出しているし、

社会の授業で習ったのでご存知だとは思いますが、

高度成長期の真只中、当時の内閣が打ち出した政策が国民所得倍増計画ですが、

この時住宅の需要が一気に膨れ上がりました。

そして、国民の多くが家を持つことが当たり前になり、

日本のGDPが一気に伸びました。

 

当時は、現在のようなモノ余りじゃなかったので、

家や車や家電といったモノを所有することが幸せの象徴だったこともあり、

なおのこと急速に普及していったんでしょうしね。

 

そして、この時に急速に普及していった住宅が

公団住宅であり、ハウスメーカーの商品住宅です。

いわば、コストと工期を圧縮した大量生産型の家が普及したというわけですね。

総二階建てならでは、の家族間でのプライバシーも考慮した

(1階が団欒・2階がプライバシー)

という触れ込みも当時は画期的だったでしょうしね。

 

そんなわけで、今や家を持つことは

国民の夢ではなく当たり前となっているのですが、

では、今なお大量に建てられている

高度成長期以降に急速に普及した商品住宅は暮らしやすいのでしょうか?

現在のライフスタイルに合致していると言えるのでしょうか?




✔️長期視点で考えるのが鍵




これらの制度が出来た当時と比べ、

現在はいろんなことが変化してきています。

それゆえ、それらに合わせて家のカタチも見直すべきではないでしょうか。




例えば、家は2階建てが当たり前ですが、

長寿化しつつある現在、

そこに50〜60年住む可能性が高いことから

ホントは平屋にすべきではないでしょうか。




子供たちはやがて家を出ていくし、

歳をとれば足腰も弱ってきて2階に上るのが億劫になる可能性が高く

そうなれば2階につくった部屋は使わない無駄な部屋になるからです。




また、子育て期間中のことを考えても

子供部屋が1階にあった方が確実に使い勝手がいいと思いませんか?

1階に子供部屋があれば、

わざわざ2階まで荷物を持ち運びしなくていいので、

自分の部屋に荷物を片付けてもらいやすくなるでしょうからね。







そんなわけで、

これまでの時代に沿ったままの常識に従うのではなく、

これからの時代に沿った考え方のもと

家づくりに取り組んでいただきたいと考えています。




そんな家づくりが出来れば、

より暮らしやすく、より幸せで、より充実した日々を

きっと送ることが出来るのではないでしょうか。




それでは、、、

ページ先頭へ
Follows
資料請求
お問合せ
ページトップへ