アップデートすべき8つの常識 広島 平屋ブログ
投稿日:2023年03月13日
✔︎貯金は定期預金でしている ✔︎生命保険にバッチリ入っている ✔︎住宅ローン金利は安いほど良い ✔︎太陽光発電はつけても無駄だ ✔︎家は35坪以上欲しい ✔︎土地は南向きじゃないとダメだ ✔︎土地は少しでも広く買いたい ✔︎投資は危険だから絶対にしない この8つの項目は、 多くの方にとって当たり前に なっていることかもしれませんが、 これら8つの全てか、 あるいはその多くに該当するとしたら、 将来、苦しい生活になる可能性が高くなる と言っても過言ではありません。一方で、この8つ全てに該当しない方は、 家を建てた後もお金の不安なく暮らし続けられる 可能性がグンと高くなります。 というのも、 これを知っているか知らないかで、 35年後に手元の残る資産が 数千万円違ってくるかもしれないからです。 そんなわけで、 これから家を建てようと思っているあなたに 家を建てる前に絶対に知っておいた方がいいお話を 数回に渡ってしていきたいと思います。 おはようございます。 スタッフの上西です。 まずは、貯金の選択肢を 銀行だけにしては絶対にダメですよ! というお話からです。 現在の銀行の預金金利を 知っているかどうかにかかわらず 多くの方が薄々気付いている話かとは思いますが、 より「なるほどねー!」と思ってもらいやすいように 具体的に数字を挙げて説明していきますね。 ✔︎定期預金っておトクなの? 定期預金はいつでもお金が引き出せない代わりに 普通預金より金利が高いのが特徴ですが、 問題点はその金利がかなり低いということです。 以前(と言っても数十年前)は数%もあった金利が、 今や10年定期ですらわずか0.01%ですからね。 では、これがどれくらい低いのか 計算していきたいと思います。 ということで手元に300万円があって、 これを全額10年の定期預金に入れると 仮定して計算してみましょう。 ホントは増えたお金に対しては 約20%の税金がかかるのですが、 計算を簡単にするために割愛させてもらいますね。 (1年目) 300万円×1.0001=300万300円 (2年目) 300万300円×1.0001=300万600円 (3年目) 300万600円×1.0001=300万900円 (4年目) 300万900円×1.0001=300万1200円 (5年目) 300万1200円×1.0001=300万1500円 (6年目) 300万1500円×1.0001=300万1800円 (7年目) 300万1800円×1.0001=300万2100円 (8年目) 300万2100円×1.0001=300万2400円 (9年目) 300万2400円×1.0001=300万2700円 (10年目) 300万2700円×1.0001=300万3000円 ねっ? こうやって数字にしてみると けっこう酷い数字だと思いませんか? 10年もの長い間ずっと寝かしておいて、 たったの3000円しか利息がつかないわけですからね。 他の銀行宛に3万円以上振り込んだら、 それだけで一発で2〜3年分の金利が 吹っ飛んでしまうわけですしね。 ちなみに、余談ですが僕自身も積立投資の資金を 住信SBIネット銀行に振り込むことがあるのですが、 この場合、銀行から振り込むと880円も手数料を取られるので、 銀行からお金を引き出しては都度セブンイレブンに行って、 ATMから振り込むようにしています。 こうすれば手数料はいつも0円ですからね。 また、振込手数料とともに 気を付けておかないといけないのが時間外手数料です。 平日の18時以降とか休日に預金を引き出す時に 取られる手数料のことですね。 この手数料も110円とか220円かかるので、 一度やってしまっただけで、 利息がけっこう吹っ飛ぶことになります。 そんなこんなで、 お金を増やしたいと思っているなら 銀行には貯金していくべきではないし 銀行の使い方もよく考えた方がいいというわけです。 (毎月の支払いと突然の出費に備えて 普通預金口座に最低限のお金だけ 預金しておくところだと思ってください) 昔のように銀行にお金を預けておけば、 10年後には預金が2倍になっていたなんてことは 99.9%起こるわけがありませんからね。 では、預金は一体どこにしていけばいいのか? 生命保険に預けておけば、 保証という恩恵も受けながら中長期でお金が増えそうだから 終身保険や養老保険をうまく使って貯めていくのが正解なのか? そのように保険会社から言われ、 保険を充実させている人も決して少なくないのではないでしょうか。 ということで、次回は 生命保険についてお伝えしていきたいと思います。 それでは、、、
数とコストと管理のしやすさと 広島 平屋ブログ
投稿日:2023年03月9日
「明るくて開放的で風通しの良い家にしたい」という願いから ついつい窓の数が多くなってしまうのですが、 窓が多くなれば、耐震性も悪くなるし、 断熱性も悪くなるし、掃除場所も増えるし、 外壁も汚れやすくなるし、戸締りの心配も増えます。 ゆえ、窓のつくり過ぎで後から後悔しないために、 今回は、窓をつくり過ぎた人が どんな風に暮らしているのかをお伝えしたいと思います。おはようございます。 スタッフの上西です。 多くの方が家を建てる前は 賃貸アパートかマンションに 住まれているかと思いますが、 これらの住まいにはそもそも窓がそれほどありません。 おそらくベランダに出られる窓が1つか2つと、 玄関脇の共用部分に面した窓が1つの、 計2つか3つといったところでしょうか。 なので、賃貸住宅では、 窓の管理が全然大変じゃありません。 一方で、家を建てると窓の数が一気に増えます。 賃貸では2方向しか窓がなかったのに対し、 東西南北4方向全てに窓が出来るし、 かつ、それが1・2階両方となるからです。 また、防犯性や意匠性を考慮してか、 小さなデザイン窓をたくさん使うので、 なおのこと窓だらけになってしまいます。 そんなこんなで、 これまで2、3ヶ所だった窓が 一気に20ヶ所以上になってしまうというわけです。 (下手したら30ヶ所ぐらいある家もあります) そして、最初のうちは風通しを良くするために、 こまめに窓を開けたりするのですが、 これが新たな心配事を発生させます。 「あれっ?あの窓閉めたかしら?」 「あれっ?あの窓鍵かけたかしら?」 という心配事を。 そして、いつの間にか窓を開けなくなっていきます。 開けてしまうと、いつも閉めたかどうかが気になるからです。 そして、いつしか決まった窓しか開けなくなってしまいます。 それどころか、開けない窓はカーテンも閉まったままになり、 光すら入ってこなくなっているかもしれません。 ✔︎管理出来る範囲でつくる この事実から言えることは、 窓はやみくもに増やすべきではないということです。 増えたら増えた分だけ管理が行き届かなくなり、 する必要のない心配事が増えるからです。 また、冒頭でもお伝えしたように、 確実に耐震性も悪くなるし、 確実に断熱性も悪くなるし、 確実に家も汚れやすくなるし、 確実に掃除の手間も増えるからです。 そして、窓が増えれば、 それに反比例するかのように収納も減ってしまいます。 窓が増えるということはイコール家の壁が減ることであり、 家の壁が減れば、 設置出来る棚の範囲が少なくなるからです。 で、その結果、思っていたよりもモノが置けず 収納の中に所狭しと、 ギュウギュウ詰めにモノを詰め込まざるを得なくなり、 どこに何があるのか分からなくなってしまいます。
つまり、収納までも 管理しにくくなってしまうというわけですね。 ということで、これから家を建てるあなたは、 明るさや開放感にこだわるあまり 窓のつくり過ぎないように注意しつつ 家づくりをしていただければと思います。 窓を厳選してつくれば その分コストも落ちるわけですしね! それでは、、、
提供すべき品質以外の2つの価値 広島 平屋ブログ
投稿日:2023年03月4日
以前に比べると、 平屋を建てる人が増えているようですが、 求められているニーズからすると これは意外でもなんでもなく ごく当たり前の事実だと思います。 というのも、 家が満たしておくべき 安全・快適・便利の3つの条件を 天然で満たすのが平屋だからです。 「安全」という点では、 =耐震と考えると、 当然重心が低い方が、 大きな地震の時はもちろん、 強風の風圧抵抗や 重量車両通行による振動も受けにくくなるし、 「快適」という点では、 =家の中の温度差と考えると、 当然、階層が分かれてない方が、 温度差が生まれにくいし、 かつ、家をコンパクトにすれば、 なおのこと快適に過ごしやすくなります。 また「便利」という点では、 =家事や掃除の楽さと考えると、 上下を行き来する必要がなく、 同じフロアで作業出来る平屋は、 動線の工夫なんてしなくても 十分便利な住まいではないでしょうか。 そんなこんなで、 平屋は最高の問題解決商品だ! だからこそ人気が出て当然だ! と思っている次第です。おはようございます。 スタッフの上西です。 まー、とは言ったものの、 間取りによったら かえって住みにくくなる場合もあるし、 べらぼうに高くなることもあるので、 もちろん、住みやすいかどうかは 設計次第ではありますけどね。 でも、安全で快適で便利な 家にしたいと思っているなら、 迷わず平屋一択でいいんじゃないかと思っている次第です。 ✔︎住宅会社が提供する価値 先程お伝えした 安全・快適・便利の3つは 僕たち住宅会社が 例外なくすべての方に提供すべき 最低限の要素なのですが、 僕たち住宅会社がすべきことは、 これらを当たり前のように 提供するとともに、 別の付加価値をお客さんに 提供することだと思っています。 そして、付加価値に関しては 各社考え方が違うものだと思いますが、 弊社が考える付加価値は以下の2つです。 1:暮らしの豊かさ 自分が心底気に入ったモノを 手に入れることが出来れば、 とっても心が豊かになります。 想像してみてください・・ 出かける時、そして帰ってきた時、 美しい我が家を見た時の感情を。 そして、友達から 「メッチャええなー! 私もこんな家が良かったなー・・」 と言われる快感を。 想像してみてください・・ 空を眺めながら過ごす優雅さを。 カーテンがなく自然の光に包まれた明るく 開放感に満ちた心地よい時間を。 想像してみてください・・ 星空と月明かりの下、 人の目を気にすることなく 外で食事が楽しめる楽しさを。 家に居ながらアウトドア気分が味わえる贅沢さを。
ここでするバーベキューはもちろん、 きっと朝マックやカップヌードルを ここで食べるだけでも、 幸せを感じていただけると思います。 これらが、私たちが あなたにぜひ提供したい価値です。 2:経済的な豊かさ そして、私たちがもう1つ 提供すべきだと思っている価値が、 建てた後の経済的な豊かさです。 具体的には、家を建てた後も、 時々は外食したりお出かけしたり、 旅行に行けるゆとりを持ちながら家を建てること。 かつ、しっかりと貯金出来るような ゆとりを持ちながら家を建てることです。 そんなこんなで、個人的には、 この2つが充たせる範囲内で予算を設定し、 家を建てるべきだと思っていて、 そのつもりで資金計画を行っています。 なので、うちの資金計画では、 他社では言われないような耳が痛いことを お聞きすることになるかもしれません。 また、現実を知ってしまうことで、 気分が落ち込んでしまうかもしれないし、 思ってもみないような提案を 受けることになるかもしれません。 しかし、この経済的な豊かさは、 とっても大事なことなので、 真摯に向き合って、 無理なく家づくりを行ってくださいね。 それでは、、、
単独名義と共有名義 広島 平屋ブログ
投稿日:2023年03月1日
家を建てるにあたって、 名義は単独の方がいいのか? それとも夫婦共有にすべきなのか? で悩まれている方もいらっしゃると思います。 個人的には、基本 単独名義をオススメしているのですが、 事情によっては共有名義に せざるを得ない場合があるのと、 共有名義にした方がいい場合があるので、 今回は、この2つの場合について お伝えしていきたいと思います。おはようございます。 スタッフの上西です。
では、まずは 共有名義にせざるを得ない場合 からお伝えしていきますね。 ✔︎収入合算が必要な人 仮に、あなたが家を建てるにあたって 銀行から3000万円を借りたいとしても、 あなたのご主人の年収が400万円以内では、 基本、銀行から満額借りることが出来ません。 銀行が貸してくれる限度額は、 年収の5〜6倍程度だからです。 (常識的に考えると、 この範囲を超えてお金を借りるのは、 ローン破綻の可能性を高めるだけです) それゆえ、この場合、 奥さんが働いているとしたら、 奥さんの収入も合算して ローンを申し込まざるを得なくなります。 結果、奥さんも名義人になるというわけですね。 (名義を入れなくていい場合もありますが、 住宅ローン控除のコトも考えると 名義人になった方がいいので詳しくは後ほど。) では、続いて 共有にした方がいい場合について お伝えしていきますね。 ✔︎住宅ローン控除を最大に使い切る 例えば、 住宅ローン控除の対象となる金額が3500万円で、 ご主人の年収が400万円、 奥さんの年収が200万円だとしたら、 ご主人の持分を3分の2、奥さんの持分を3分の1、 にすると、住宅ローン控除の枠を いっぱいまで使い切ることが出来ます。 では、ご主人の所得税を8万円、 住民税を16万円、 奥さんの所得税を4万円、 住民税を8万円と仮定して、 簡単に計算していってみましょう。 1年目の年末の借入残高を 3430万円とし、毎年70万円ずつ 借入が減っていくと仮定すると、 このご夫婦が受けられるローン控除額は、 1年目:24.01万円 2年目:23.52万円 3年目:23.03万円 4年目:22.54万円 5年目:22.05万円 6年目:21.56万円 7年目:21.07万円 8年目:20.58万円 9年目:20.09万円 10年目:19.6万円 11年目:19.11万円 12年目:18.62万円 13年目:18.13万円 となるのですが、 仮にご主人の単独名義で借入をしてしまった場合、 この恩恵を上限いっぱいに受けることが出来ません。 今後13年間、 ご主人の給料が変わらないとしたら、 ご主人が受けられる控除のマックスは 所得税8万円+住民税13.65万円を 合わせた計21.65万円だからです。 (住民税は控除の上限は13.65万円です) つまり、13年のうち、 最初の5年間は控除枠を使い切れていない というわけですね。 一方で、ご主人の名義を3分の2にし、 奥さんの名義を3分の1入れてみると、 1年目から上限いっぱいまで 使えることになります。 以下、1年目の計算式です。 1年目の借入残高の0.7%=24.01万円 (↓控除可能な所得税と住民税の合計額↓) ご主人:24.01万円×3分の2=約16万円 奥さん:24.01万円×3分の1=約8万円 (↓返してもらえるお金の上限↓) ご主人:8万円+13.65万円=21.65万円 奥さん:3万円+6万円=9万円 そんなこんなで、共有名義にし、 持分比率さえ間違えなければ、 住宅ローン控除の恩恵を最大まで 引き出すことが出来るというわけですね。 ✔︎予算設定の基本 この2つに該当する場合は、 夫婦で住宅ローンを申し込むことになるのですが、 忘れてはいけないのが、 自分たちの収入とバランスが取れないような借入は 絶対にしてはいけないということです。 ここで、この話をすると長くなるので 今回は割愛しますが、 これからの暮らしのことを考えると、 銀行から借りてもいい額は、 年収をベースで考えるとしたら、 ご主人の年収の6倍までに とどめておくべきだと思います。 400万円としたら2400万円だし、 500万円だとしたら3000万円だし、 600万円だとしたら3600万円ですね。 これを超えて借り入れするのは、 これからの不確実で不安定な社会の中では、 かなり危険だと思っています。 なので、出来れば 収入合算しなくていい範囲で、 家づくりをしてもらえたらと思います。 建築コストが上がってしまった現在、 これは難しい話かもしれませんが、 出来るだけこれを心がけながら 資金計画してもらってくださいね。 それでは、、、