ウッドデッキを活かす設計・活かせない設計 広島 平屋ブログ
投稿日:2022年02月22日
家を建てるにあたり、 ウッドデッキは欠かせないアイテム ではないでしょうか。アウトドアリビングとして 朝ごはんや晩ごはんを食べたり・・ 家族でバーベキューをしたり・・ プールを出して子供たちを遊ばせたり・・ 日向ぼっこをしたり・・ カフェテラス気分で過ごしたり・・ と、夢が広がるスペースが このウッドデッキですもんね。 なので、今回は、 このウッドデッキがより使いやすく また、より使いたいスペースになるために、 知っておいた方がいいコトについて、 お伝えしていきたいと思います。 おはようございます。 スタッフの上西です。
まず、ウッドデッキをつくるにあたって 知っておくべきことがウッドデッキの材質です。 大きく分けると、 「本物の木」と「本物の木風」の 2つがあるのですが、 どちらの方が自分や自分の家に向いているか? を知っておくことが大切です。 ✔️本物の木のメリットとデメリット※写真:セランガンバツ材 外に使うということは、 常に太陽の紫外線や熱を浴びるし、 雨が降れば水分を吸い込みます。 それゆえ、本物の木は、 室内とは比べものにならないほど、 膨らんだり縮んだり反ったり動いたりします。 結果、凸凹は出来るわ、 ビスをへし折ってしまうわ、 劣化はしてしまうわ、 ささくれだってしまうわ、 という状態になります。 また、紫外線を浴びることによって、 灰色に変色もするし、 日当たりが悪い場所などは、 カビが生えることもあります。 それゆえ、時々 サンドペーパーで表面をこすったり、 年に一回は塗装したりと、 ややこまめに手入れしてあげないといけません。 つまり、手間がかかってしまうというわけですね。 しかし、本物の木には 以上のようなデメリットがあるものの、 本物じゃない木に比べて 圧倒的に「カッコイイ」というメリットがあります。 なので、カッコ良さを追求したい方や、 この手入れが苦じゃない方、 そして細かなことが気にならない方なんかは、 本物の木を使うことをオススメします。 (ちなみに僕はこっち派です。) ✔️本物の木風のメリットとデメリット
※写真:人口樹脂材 まっ、このメリットは言わずと知れた 「メンテンスフリー」ってことです。 つまり、変色もしなければ、 反ったりビスをへし折ったり、 ささくれだつこともないというわけですね。 また、日当たりが悪い場所には 本物の木同様にカビが生えることもありますが、 ブラシと水で掃除してやれば 表面に不着した汚れとともに あっさり取れるのではないでしょうか。 ただし、この「本物の木風」は あくまで「なんちゃって仕上げ」なので、 仕上がりは本物の木よりも 見劣りしてしまうというのがデメリットです。 なので、あくまでカッコ良さにこだわりたいという方は、 面倒臭さを我慢してでも、 「本物の木」を使った方がいいと思います。 ✔︎ウッドデッキで一番大事なこととは? では、ここからが本題です。 ウッドデッキで一番大事なことは、 そもそも、そのデッキが使えるように 設計されているかということです。 せっかく高いお金を出してつくったのに、 (平均で50万円ぐらいはかかります) そもそも使えない設計になってしまったのでは、 お金をドブに捨てたようなものですからね。 例えば、 道路に面してウッドデッキをつくり、 かつフルオープンになっているとしたら、 それってメチャクチャ使いにくいと思いませんか? 周りの人から丸見えになってしまうわけですからね。 また、周りの目線を感じない場所につくったとしても、 日当たりが悪いとか、景色が悪いとなれば、 それはそれで使いたいとも思えないですよね。 なので、ウッドデッキをつくる時は、 まずはそのデッキが使いやすそうか? そして、そのデッキを使いたいと思えそうか? この2つを意識しながら 設計してもらうようにしてくださいね。 今回はウッドデッキを活かすも殺すも、 あなたや設計士の想像力に かかっているという話でした。 それでは、、、