リアルな近未来について 広島 平屋ブログ
投稿日:2022年01月7日
ベストセラー「ライフシフト」の中で、 2007年生まれの日本人の 約半数は107歳まで生きる、と、 アメリカの人口学者が予測している。これは、先日読んだ本の中で書かれていた内容ですが、 人生100年時代がリアルに到来すると言われている今後、 僕たちはそれを見据えた計画を立てていかないといけません。 つまり、ガッツリ働くことが出来る 年齢の限界が70歳だとしたら、 その後の30年間に備えておくことが大切だということですね。 なんせそこからは、 年金と貯蓄だけで生活していかないといけないし、 医療費の負担も上がっていくし、 家を所有していれば、 その維持管理もしていかないといけませんからね。 新年あけましておめでとうございます。 スタッフの上西です。 年明けから暗い未来の話をするようですが、大事なことなので真剣に考えてみてください。 さて、今回は、 わざわざ話題を振ったにも関わらず、 この老後問題はさておき、 老後問題よりも先に訪れる もっとリアルな話をしていきたいと思います。 ✔️深刻な進学資金問題 僕たちの時に比べて子供の人数が少ない現在は 必然的に大学への進学率が上がっているわけですが、 仮に、あなたの子供が選択する大学が 県外の理系私立大学だとしたら、 一体どれくらいコストがかかるのか想像ってつきます? まず、理系私立大学の場合、 学費が毎月10万円かかります。 そして、県外に行くとしたらアパートの家賃を支払い、 かつ生活費の仕送りをしてやらないといけませんよね。 つまり、家賃と仕送りに10万円かかるとしたら、 子供に毎月かかるコストは20万円にもなるわけですが、 これってどのように準備しようとお考えです? ✔️貯蓄?奨学金?教育ローン? たとえ共働きだったとしても、 収入だけでこれだけの費用を払っていくのは正直不可能です。 それゆえ計画的に貯蓄していくか? 学費に関しては奨学金に頼るか? あるいは教育ローンに頼るか? の選択になりますよね。 ただ、奨学金だと 子供たちに負担を背負わせてしまうだけだし、 ローンを組めば余分な金利を払うことになりますよね。 そんなわけで、 一番いいのはお金を貯めていくことなんですが、 では、現在のお子さんの年齢を4歳として、 どれくらい貯蓄していけばいいか簡単に試算してみますね。 仮に、大学卒業が22歳としたら、 貯蓄していくことが出来る期間は、 22ー4で18年間ということになりますよね。 なので、単純に1000万円を 卒業までの期間216ヶ月(18年×12ヶ月)で 均等割して計算してみますね。 1000万円÷216ヶ月=46,296円 なかなかな金額ですよね? 子供1人でこれですからね。 2人なら単純に2倍になるので、 仮にあなたにお子さんが2人いるとしたら、 ホント奥さんの給料は、 子供の進学費用だけで消えていくと言っても過言ではない という感じですよね・・・ ✔︎毎月の住宅ローン返済は 旦那の給料の範囲にとどめること! では、ここから結論を 述べていきたいと思います。 個人的には、奥さんの給料は、 子供の進学費用や自分たちの老後資金のために 積立していくべきだと思っているので、 家を建てる時は、奥さんの収入は一切アテにせず ご主人の収入だけで支払っていける範囲で、 予算を考えるべきだと思っていて、 そうなれば、家にかけられる予算は、 あなたが考えているより はるかに少なくなってしまうかもしれません。 でも、それが現実の予算だと思っています。 そこで見栄を張ってしまうとか、 先は先で何とかなるだろうと 楽観的に予算を組んでしまうと、 間違いなく、やがてそのしわ寄せが あなたやあなたの子供たちの未来に 降りかかってくることになります。 もちろん、あなたやあなたの奥さんの 収入が今後も上がり続けていくことが保証されているのなら、 かつ、いつまでも会社が存在し、 いつまでも健康で働けるのならこの限りではありませんが、 そんなことは誰にも分からないし、 そんな可能性に賭けることこそ、 まさに博打ではないでしょうか。 そんなわけなので、 家づくりをする時には、 ご主人の手取りの30%前後を目安として ローン金額を計算してもらえたらと思います。 そして、その予算の中で家づくりをしてもらえたらと思います。 それでは、、、