コストをかけるところとかけないところ 広島 平屋
投稿日:2021年10月29日
資金計画の結果、 家にかけられる予算が2000万円以下となった場合、 「平屋」を建てることをオススメします。2000万円以下の予算では、 平屋を建てるにせよ、 2階建てを建てるにせよ、 それほど大きな家には出来ないし、 であれば、平屋の方が住みやすく、 維持費もかかりにくいからです。 また、土地に占める家の割合が 2階建てよりも多いため、 外構工事の費用も抑えられるからです。 さらに、平屋を建てるからといって そのために広い土地を買う必要もないため、 土地の予算が高くなることもありません。
そして、広さとしては2階建て同様に、 50坪〜60坪もあれば充分なのですが、 とはいえ、この広さの土地で 平屋を建てるためには、 光やプライバシーを確保するための 工夫をしなければいけません。 近隣に家が建ち並ぶ密集地の場合、 隣との距離が近いため、 近隣の建物に光を遮断されやすく、 家の中が暗くなってしまいやすいし、 プライバシーが筒抜けになってしまうからです。 ✔︎平屋のコストをかけるべきところ 家を明るく保つためには、 家の中に安定的に 光を届けてやらないといけません。 そして、そのためには、 カーテンをなくさないといけません。 また、直射日光を入れたい場所は、 カーテンをなくすことに加え、 近隣の建物から充分な距離をとらなくてはいけません。 この2点が、どんな場所でも、 平屋を建てる場合に必要なことなのですが、 この2点が実現出来れば、 同時にプライバシーの確保も出来るものの、 その分、どうしてもコストはかかってしまいます。 とはいえ、このコストは、 住みやすさの確保のためには、 絶対に必要なコストであり、 省くことはありえないので、 これを理由に、 家の予算が上がってしまわないように、 別のところでコストの調整をしていきます。 ✔︎平屋であることのメリットを活かす では、どのようにして コストを省いていけばいいのでしょうか? その答えは、2階建てではなく、 平屋であることの中に隠されています。 全てがワンフロアであるということの中に、です。 例えば、一般的な2階建ての場合、 1階にリビングダイニングキッチンしかないと不便なため、 客間や子供のプレイルームを兼ねた 部屋をつくることが多いのですが、 平屋になると、これがいらなくなります。
子供部屋が1階にあれば、 子供部屋を客間と兼ねて使いやすいからです。 家に泊まるのは親御さんだけだし、 それも子供が小さいうちだけで、 子供たちが小さいうちは、 あなたと一緒に寝ていて、 その部屋が空いているからです。 仮に、これだけで150万円〜200万円ほど コストを圧縮出来るとしたらいかがでしょうか? このような要素を幾つかピックアップし、 その中で、いる・いらない、を判断することで、 コストの調整を行っていけば、 決して平屋が高くなることはありません。 というわけなので、 2000万円以下で家を建てなければいけないという方は、 ぜひ今回の記事を参考にしていただければと思います。