銀行と貯金と老後資金と 広島 平屋
投稿日:2021年04月11日
少子高齢化がもたらす 私たちの年金問題の一番の解決策は、 『出来るだけ長く働き続けること』ですが、 たとえそうしたいと思っていても、 みんながみんな、そう出来るわけではありません。 ずっと健康であるかどうかは分からないから、です。 それゆえ、そのリスクを軽減するためにも、 若いうちからコツコツと お金を貯めていくことをオススメしています。 そして、家づくりをする時は、 将来に向けたライフプランを考えるいいキッカケとなるので、 今回は、このことについて、 個人的な考え方をお伝えしていこうと思います。
おはようございます。 スタッフの上西です。 自然の中で過ごしたいな!と思うときは広島の芸北にある田舎によく帰ります。 数年前に自分で作ったピザ窯でピザを焼いたり、コーヒーを焙煎したり、お庭にテーブルを並べてゆっくりな時間を楽しんでます(^^![]()
貯金という言葉を聞いて、 最初に連想する場所は、 『銀行』ではないでしょうか? もちろん、銀行に貯金すれば、 時間外にお金を引き出しさえしなければ、 預けたお金が減ることはないため、 単純に貯めていくだけなら、 決してダメなわけではありません。 しかし、効率的にお金を増やしていくと考えると、 話は変わってきます。 というのも、1000万円を貯金していたとしても、 普通預金の場合、年間で100円しか増えないし、 定期預金の場合でも、 年間で1000円しか増えないからです。 かつ、その利子を受け取る際に、 その増えたお金から約20%税金を引かれるからです。 つまり、ほとんど増えないというわけですね(涙)・・・ (ネット銀行はこの限りではありませんが) それゆえ、銀行以外の選択肢も 持つようにしていただきたいのですが、 個人的にオススメなのは、 『iDeCo』と呼ばれる個人型確定拠出年金です。 iDeCoは、誰でも60歳までかけることが出来る年金で、 毎月23,000円(公務員は12,000円)を上限に、 掛けていくことが出来ます。 年金であるがゆえに、 60歳まで預けたお金を引出すことは出来ないので、 その点も理解しておく必要があるのですが、 この個人型年金には2つのメリットが存在し、 このメリットたちによって、 銀行の普通預金に比べると、 遥かに効率的にお金が増えていきます。 メリット1:所得控除となる 1つ目のメリットは、 預けたお金が全額所得控除になるところです。 つまり、所得税と住民税が安くなるということです。 仮に、毎月23,000円掛けるようにし、 あなたが納めている所得税と住民税が それぞれ10%だとしたら、 23,000円×12ヶ月×0.1(10%)=27,600円 所得税と住民税がそれぞれ安くなるため、 単純に55,200円お金が増えた、という風に考えられます。 年間276,000円お金を預けるだけで 55,200円もお金が増えるんですから、 かなり効率的にお金が増えていっていますよね? メリット2:運用益も非課税になる iDeCoに預けた年金は、 投資信託の中から自分で商品を選び、 運用していくことになります。 そして、銀行の利子同様に、 投資信託の運用によって増えたお金には、 約20%税金がかかることになるのですが、 iDeCoではこの税金がかかりません。 仮に、30年ずっと上限金額を預けていった場合、 23,000円×12ヶ月×30年=8,280,000円なのですが、 運用によって10,000,000円までお金が増えた場合、 増えた1,720,000円に対してかかる税金344,000円(20%) を引かれることなく受け取ることが出来るというわけですね。 (運用益に関しては、 預けたお金が逆に減る可能性もあるのですが、 長期的に積立てをしていくため、 その心配はそうしなくていいと個人的には考えています) この他、iDeCoは受取時も 税制優遇の対象となるため、 誰もが加入しておくべきことであると考えています。 また、出来れば共働きで働きつつ、 夫婦そろって上限金額まで加入することをオススメします。 共働きで働き続ければ、 国民年金に上積みされる厚生年金の金額も大きくなるし、 これに加えて2人そろってiDeCoにも加入していれば、 さらにもらえる年金が増えるからです。 といっても、そうはしたいけど 23,000円×2人分=46,000円も貯金に回すのは、 なかなか大変だと思います。 ということで、 次回は、そうするために、 家づくりをする時に減らすべき 固定費が何かとその理由について、 そして方法についてお伝えしていこうと思います。 決して、毎日が楽しくなくなるような苦しい節約を しなければいけないわけではないので、 次回も参考にしていただければと思います。 それでは、、、